≪人間の歯は、いつまでもつのだろう。≫
私たち日本人の平均寿命は、男性が77.6歳、女性は84.6歳であり、
世界で長いとされている。
では、歯の寿命はどうなっているかご存知でしょうか。
平成11年の厚生労働省の調査によると、前歯と奥歯とか歯の種類により異なるが
男性は50年から68年、女性は49年から66年とされている。
ということは、日本人の平均寿命と歯の寿命との関係を平均化したら、次のようになる。
男女共に、60才前後で歯が全部失い、
男性は歯がない状態で15年以上、女性は歯がない状態で25年以上
生きていかねばならないといえる。
これでは、あまりにも非人間的であるといえる。
そこで、厚生労働省と日本歯科医師会が提唱したのが、
『80歳で20本の自分の歯を保とう!』という、『8020運動』です。
前歯から上下左右5本ずつ、合わせて20本の自分の歯が残っていれば、
日常生活にさほど影響しない、という提言です。
もし、この運動が徹底されれば(目標達成できていれば)、
60才前後で歯が全部失う計算が、70才前後になり、歯がない状態になるという計算
ができる。
しかし、現状の日本では、平均して8本ぐらいしか残すことができていない。
(補足説明参照)
せっかくのすばらしい提唱である『8020運動』をなんとか実現するには、
どうしたら、よいのだろう。
【補足説明】
(1)人間の歯は通常、あごに14本、下あごに14本、
合計上下で28本の歯があり、上下の噛む力のバランスが取っている。
(2)ちなみに、日本では平均して8本ぐらいであるが、
インプラント治療が進んでいるスウェーデンでは、
   実際にこの「8020」を達成している。
つまり、スウェーデン人であれば、80才で平均20本の歯が残っている。